外面円筒研削

外面円筒研削では、ワークは片持ちまたは両センター保持で加工されます。 研削工程に応じて、研削砥石はワークの円筒半径方向、あるいは斜めに、または長手軸方向にワーク形状に沿って動作します。

[1] 外面円筒、トラバース研削、[2] 傾けた砥石によるピール研削、[3] アンギュラプランジ研削

外面円筒での円周長手方向研削は、加工するワークの長さが研削砥石の幅よりはるか大きい場合に使用され、円筒形状またはテーパー形状のワークを製造します。 長手方向運動により、回転する砥石はワーク長手軸に対して平行にガイドされます。 折り返し点での砥石送り動作はワークの円筒半径方向に行われ、砥石はワークの輪郭表面から完全に離れることがありません。 高いクランプ精度を達成するため、ワークは通常、両センターの間に保持されます。 数回の空ストローク(スパークアウト)により、形状精度と表面品質を向上させることができます。

一般的に、取り代全部を1回の表面研削で処理できます。 この方法を外面円筒ピール研削と呼びます。 送り運動はワーク長手軸方向で、砥石の長手方向の送り速度とワークの回転速度はトラバース研削よりも小さくなります。 このプロセスの詳細については、ピール研削を参照してください。

[1] および[2] 外面円筒プランジ研削、[3] アンギュラプランジ研削

外面円筒フォーム研削では、ワークの回転方向軸と砥石送り方向軸(NC 制御)を同時制御し形状輪郭を作成します。 ほとんどの場合、取り代全体を1回の表面研削(ピール研削)で処理します。 砥石への負荷が大きいので、主に耐摩耗性の高い砥石(ダイヤモンドまたはCBN)が使用されます。 幅の小さい砥石を使用することにより、異なるワーク輪郭をフレキシブルに加工することができます。

外径円筒と平らな端面(肩)を加工するために、アンギュラプランジ研削が使われます。 この時、研削砥石が端面を研削する前に直径を仕上げます。

外面円筒プランジ研削は、ベアリングシートやシャフトショルダー、溝、ノズルニードル加工での量産分野でよく使用されます。 加工は、砥石をワーク円筒半径方向に送り、粗研削、中仕上げ研削、仕上げ研削、スパークアウトの順で行われます。 プランジ研削の一種として、高さのある端面部と同時に外面円筒面を加工するため、研削砥石を砥石台旋回軸(B軸)周りに旋回させ加工する、アンギュラプランジ研削があります。 砥石送りは、長手軸方向およびワーク円筒方向の送り運動の2軸の組み合わせによって行われます。 プロファイル成形された研削砥石によるプランジ研削でプロファイル形状をワークに形成させることができます。

出典: Conrad, Klaus-Jörg(著者): 工作機械ハンドブック、第3 版、ミュンヘン: Hanser Verlag、2015年。 645〜647ページ

円筒および非円筒研削 - その他のトピック

円筒研削の基本項目

研削とは、ワークの精密加工および仕上げ加工のための砥石による加工プロセスです。

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内面円筒研削

内面円筒研削は主に円筒穴またはテーパ穴の加工に使用します。

内面円筒研削について詳細
ピール研削

外径円筒研削では取り代全体を1回の表面研削で加工できます。 このプロセスをピール研削と呼びます。

ピール研削についての詳細
マルチ砥石による研削

SCHAUDT が開発したマルチホイール・テクノロジーを使用すると、ワークすべての径違いの円筒部を1回のプランジで研削することができます。

 

マルチホイール・テクノロジーについて
ロボット・オートメーション

特に生産性の高い用途では、研削盤に耐油、耐水の保護等級IP 67 のコンパクトロボットを装備することができます。

ロボットによる自動化についての詳細
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